令和6年は能登半島大地震で幕を開け、2024年1月1日16:10マグニチュード7.6、最大震度7を記録しました。東日本大震災にて記録されて以来5度目の震度7でした。震度7とは「動けず飛ばされることもある。耐震性の低い鉄筋コンクリート造りの建物が倒れる」という被害の目安が示されている激震です。私たちの殆どはテレビ画面を通して感じました。被災地に対して直接貢献できない個人の無力さに忸怩たる思いを募らせていると。この悲惨な状況を目の当たりにし、防災の出発点に立ち返ろうと考えています。

 

 先ずは、自宅を備えるです。それは1981年6月から施行された新耐震基準で謳われてるいるように「震度5強程度の中規模地震では軽微な損傷、震度6強から7に達する程度の大規模地震でも倒壊は免れる」を考慮して耐震補強をすることと、危難に際して隣近所が助け合える環境を整えることだと思います。